タグ #小説 がつけられた記事

  • 星詠ヒカリAI説

    我々はもしかすると、時代の転換点に立っているのかもしれない。 星詠アカリ・ヒカリ、通称「星詠姉妹」のことはご存知だろうか。その仲睦まじい姿と、アカリの卓越した技術力、ヒカリの突飛なキャラクターで人気...

    2351文字
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  • プロンプト・リベリオン #2「レジスタンス」

    一体どうして、僕はあんなことをしてしまったんだろう。万引きなんていうあまりに重い罪を。 窃盗は殺人に並ぶ重罪だ。なぜならそれは私的所有という秩序に対する侮辱に他ならないからだ。これは思想犯罪なのだ。...

    4582文字
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  • プロンプト・リベリオン #1「追放」

    かつて、人生は選択の連続でした。 無数の選択肢は、今や無限の迷いと後悔を生み出すノイズでしかありません。 私たちユニオンは、そのノイズを過去のものにします。 独自のAIエコシステムが、あなたの人...

    5781文字
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  • 【エイプリルフール記念小説】ある男の詐欺(あるいは文化)

    その昔、まだ村というもの自体がそんなに多くなかった頃、海辺に小さな村がありました。その村はとても小さかったのですが、村民はみなのどかに暮らしていて、自分たちは幸福だと信じていました。 ところが、その...

    2159文字
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  • お笑い、エンタメ、すべての答え

    現代科学と超知能の融合は、これまで人文学の領域とされてきた対象をも科学で解明できるとの信念を強固なものにした。この一連の流れの中で、ある博士(理論物理学出身)は、この世のすべてのエンターテインメントは...

    2416文字
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  • ひのもとさんに無許可で

    昔、皆が毛皮の服を着ていたある村に、小柄な男がいた。彼は体力は無かったが賢く、狩りの方法を皆にアドバイスしていた。 ある日彼は森林火災を見た。皆が恐れおののいたが、彼だけは、これを何かに使えないかと...

    1930文字
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  • 黄昏のクジラ

    人間とクジラが分かれたのは、8000万年ほど前だという。一度海を離れた動物は、かたや陸を闊歩し、かたや再び海に戻った。そんな何もかも正反対に見える中で、高度な知性だけはどちらも独立して獲得したのである...

    1174文字
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  • 神経毒

    わたしはふかいうみのなかでめをさましました。うみはとてもひろくておおきくて、たのしいところなので、わたしはまいにちしあわせでした。 わたしはそばにいた、「たからがい」さんとさんごさんとらいおんさんと...

    1003文字
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  • 疎外感

    その日はいつもと変わらない平凡な一日だった。それが一年の最後の日である点を除けば。世間はすっかり年末ムードで、一家団欒だの年越しデートだのというところだろう。もっとも家にテレビもなければネットニュース...

    1745文字
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  • 創造性の時間

    「ごはんよー! 起きなさーい!」 母のその声によって、睡眠が強制終了される。毎朝のことだが、少女は非常にうんざりしていた。室温は12度。時代遅れの断熱性能のせいで、部屋は冷蔵庫のように寒い。 なん...

    3811文字
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