タグ #小説 がつけられた記事

  • 【寓話】プラットさんと滅んだ村

    昔むかしあるところに、とても貧しい村がありました。特にその年は凶作で、飢えて亡くなる人が後をたちませんでした。このままでは村が滅びるのは時間の問題でした。 そこに、一人の若い旅人がやってきました。名...

  • 基本的人権、進まない自主返納

    誹謗中傷対策基本法の改正とともに開始された、基本的人権の返納制度。スタートから6年が経過したが、警察庁によると、返納率は6.3%と低調だ。 当社が国内の老若男女128人を対象に行った調査によると、返...

  • ただいま。

    今日はしずかな日だ。 ものの通りが少ない。久々に「道」を休められる。「お客さん」たちも笑っている。 最近はこんな日も少なかったな。やたらに忙しくて、まいっていたところなんだ。しばしの休息だ。ひとね...

  • 漁師とビジネスマン・リターンズ

    漁師がやっていた釣りの手法を見て、ビジネスマンはこの方法を特許にして、ビジネスで大儲けした。彼はある日、「田舎の漁師がやってるのを見て思いついた」とうっかり発言してしまい、その漁師に補償をすべきだと声...

  • 小6の時に埋めたタイムカプセルから15年ぶりに手紙が出てきた

    15年後の私へ この書き出しを10分くらい考えてたけど何も思いつかないので、正直に白状します。学校の授業で未来の自分への手紙を書かないといけないので、この手紙を書いています。聞くまでもないことだとは思...

  • 【Python】自分が死んだ時に処理を実行する

    人ならば誰しも、自分が死んだときに何らかの処理を実行したいという必要性に迫られると思います。 何を言ってるんだって? 例えば、誰しも見られたら恥ずかしいファイルをハードディスクの深い階層に隠し持っ...

  • 種子複製技術に対する社会の対応と規制

    定点観測隊 定期報告 3004/2/1/12 添付文書(一部抜粋) 種子のデータ化実験 ガルベニア種子貯蔵庫で ラメール新聞 89年16月32日 暮刊より ハインランド領ガルベニア島に存在する種...

  • 【小説】全部僕の思い通り

    なんでそんなことを思いついたのかは、今でもはっきりと覚えている。 あの時は確か、むせ返るような暑い夏だった。エアコンの効いた部屋で、ベッドに寝転がりながらスマホでSNSを見ていた。 と言っても、趣...

  • 九生に一度

    その男は無口かつ暗い性格であり、オフィスでも浮いた存在だった。さらに彼はそのことを自覚しており、それが彼の暗さに拍車をかけていた。彼は自分ではだれにも話しかけないし、話かけないでほしいというオーラを周...

  • 人間自販機

    3/3 ある男から、妙な物を買い受けた。さっきからそこで一糸まとわぬ姿で立ち尽くしているのがそれだ。17歳だと言っていたかな。こんなところを誰かに見られたら、間違いなく警察のお世話になるだろう。だが、...