永遠のゆく先へ #17「令和大噴火」
〈2020年4月7日、東京・上野〉 「ほら、宇宙は最初はこんな感じだったんだぞ。水素とヘリウムがくっついて、どんどん重くなって……」 「ねえ見て! ティラノサウルス」 国立科学博物館、地球館・1...
〈2020年4月7日、東京・上野〉 「ほら、宇宙は最初はこんな感じだったんだぞ。水素とヘリウムがくっついて、どんどん重くなって……」 「ねえ見て! ティラノサウルス」 国立科学博物館、地球館・1...
かの有名なチューリングテスト。 平たく言えば「自分を人間だと思わせられたAIは知的と言える」というテストです。 このテストが今日でも有用なのかどうかはさておき、これ、非常に面白くないですか? 「...
目覚まし時計のけたたましい音で、マリは目を覚ました。 2029年4月7日、午後12時10分。ひどい夜型だが、目覚めは悪くない。だが、もう少し寝ようと思えば寝られたのも事実だ。今だって2回はスヌーズし...
AIのハルシネーションは、初期に比べれば減ってはいるけど、まだまだ結構多い。これを見分けるのは慣れた人でも難しい。 しかし、ChatGPT登場初期からAIを使っている中で、ほぼ確実にハルシネーション...
ChatGPTの初期、最新情報に関する認識が間違っていて、ちょっと昔の情報までしか正確に得られなかったのを私はよく覚えている。そこでナレッジカットオフ(Knowledge Cutoff、知識のカットオ...
【『贖罪のリリー』第4巻発売記念インタビュー】有須山ポプリ先生に聞く、崩壊する世界とエルフたちの日常。「これは個人的な物語なんです」 週間ガイアで好評連載中のファンタジー漫画『贖罪のリリー』。人類が...
少女は浮遊する。 自分が何者なのか。なぜここにいるのか。それすらも分からなくなってきた。 少女には記憶がなかった。記憶は人格のすべてだ。記憶を失うのは……自分をすべて失うようなものだ。 少女はも...
いつもの市民公園。リカは背を向け、カナタはそれを睨んでいる。 「だいたい、エレメントはいつも大昔、あるいは地球から遥か遠くにあるだろ。都合よく現代の地球で見つかるわけないし、あったとしてもどう使うん...
「……トワっちが……消えちゃった!!!」 カナタはそう叫んだ。マリの体に揺さぶるように手をかけながら。その目には隈ができていた。 「お……落ち着いて。まずは何があったのか」 マリが問うと、カナタ...
AIが人間と見間違えるような文章やイラスト、音楽を生成できるようになる中で、「AIは創造性を持つのか?」という問いが実存的な問題として語られるようになった。 AIは日々進化しており、すべてのクリエイ...