タグ #小説 がつけられた記事

  • 【私信】あなたが嫌いになりました。

    急にこんな手紙を送ることになってしまい、申し訳ありません。 多分この手紙が本人に読まれることはないのでしょう。あなたがファンレターを読まずに捨てているというネット上の噂は、私は信じていませんが、それ...

  • 基本的人権、進まない自主返納

    誹謗中傷対策基本法の改正とともに開始された、基本的人権の返納制度。スタートから6年が経過したが、警察庁によると、返納率は6.3%と低調だ。 当社が国内の老若男女128人を対象に行った調査によると、返...

  • 小6の時に埋めたタイムカプセルから15年ぶりに手紙が出てきた

    15年後の私へ この書き出しを10分くらい考えてたけど何も思いつかないので、正直に白状します。学校の授業で未来の自分への手紙を書かないといけないので、この手紙を書いています。聞くまでもないことだとは思...

  • 種子複製技術に対する社会の対応と規制

    定点観測隊 定期報告 3004/2/1/12 添付文書(一部抜粋) 種子のデータ化実験 ガルベニア種子貯蔵庫で ラメール新聞 89年16月32日 暮刊より ハインランド領ガルベニア島に存在する種...

  • 劣情

    あるいは運命だったのかもしれない。 8/28 なぜ生きねばならないのか。生きるのは義務なのか?権利なのか?どちらでもないと思う。ただ「生きている」から「生きている」それだけ。 9/1 劣情はなぜ「...

  • 人間自販機

    3/3 ある男から、妙な物を買い受けた。さっきからそこで一糸まとわぬ姿で立ち尽くしているのがそれだ。17歳だと言っていたかな。こんなところを誰かに見られたら、間違いなく警察のお世話になるだろう。だが、...

  • 九生に一度

    その男は無口かつ暗い性格であり、オフィスでも浮いた存在だった。さらに彼はそのことを自覚しており、それが彼の暗さに拍車をかけていた。彼は自分ではだれにも話しかけないし、話かけないでほしいというオーラを周...

  • 【寓話】プラットさんと滅んだ村

    昔むかしあるところに、とても貧しい村がありました。特にその年は凶作で、飢えて亡くなる人が後をたちませんでした。このままでは村が滅びるのは時間の問題でした。 そこに、一人の若い旅人がやってきました。名...

  • 【小説】全部僕の思い通り

    なんでそんなことを思いついたのかは、今でもはっきりと覚えている。 あの時は確か、むせ返るような暑い夏だった。エアコンの効いた部屋で、ベッドに寝転がりながらスマホでSNSを見ていた。 と言っても、趣...

  • 1億円の音楽

    かつて、若者全員を熱狂させた、伝説のロックバンドがあった。ボーカルの圧倒的なカリスマ性、ギタリストの強烈な個性、堅実なベース、力強いドラム。 残念ながら、このバンドは5年と持たず解散した。原因は、ギ...