永遠のゆく先へハブ

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千本槍みなも@ナタクラゲ

「永遠のゆく先へ」は、長編SF小説です。

あらすじ

根暗な女子高生のマリ(利根川真理)は、ある日の夜、公園で天体観測をしていた科学好きの少女・リカ(湯川梨花)に出会う。そこで、2人は空から謎の物体が落ちてくるのを目撃する。その物体の正体は、宇宙人を名乗る謎の少女トワだった。その後、公園の近くのコンビニでバイトをしていた少女・カナタ(福井佳奈多)が合流する。トワは、元いた星に帰り父に会うため、この宇宙のあらゆる時間、あらゆる場所にある「エレメント」なるものを集めなければいけないと話す。3人はこれを了承し、4人の冒険が始まった。

エピソード

blog.natakurage.cc

設定資料

キャラクター

メインキャラクター(はみだし隊)

マリ(利根川真理)

江平東高校2年生(物語開始時は1年生)。遅刻魔。自己表現が苦手で未知の物に対する強い抵抗があるが、好奇心もあるため矛盾に悩んでいる。

リカ(湯川梨花)

マリと同じ江平東高校(クラスは別)に通う2年生。理系女子で、豊富な科学知識がある。理屈っぽい性格。将来は天文学者になって、重大な発見をするのが夢。嘘が苦手。ルールや他人の言いつけに縛られて何もできなくなってしまうきらいがある。

カナタ(福井佳奈多)

都内の高校に通う2年生。ノリがよく元気で、とにかく物事を先に進めようとする。仲間意識が強い。趣味は石拾い。相手の心を読むのがうまい。ネーミングセンスがずれている。将来の夢は保育士。

トワ

空から降ってきた謎の少女。不思議な力を持っていて、時空遷移をする能力があるほか、念力を操ったりバリアを作れたりする。汗をかいたり汚れが服についても消滅させることができる。ペンダントを持っており、これが引き離されると苦しむ。エレメントと呼ばれるものを集め、母星に帰り父と再会できることを願っている。方向音痴。食欲が旺盛。

サブキャラクター

湯川聡

リカの父。高校理科の非常勤講師。自宅に実験室を持っており、在野で多様な分野の研究を行っている。特に太古の地球や宇宙に興味があり、化石の調査や再現実験、AIシミュレーションなどの多方面からその姿を探っている。集合知をめざす在野研究者コミュニティ「Inclusive Science Collective」に参加しており、技術面、環境面から4人をサポートする。

敵勢力

三羽烏(仮称)

エレメント集めを妨害し、エレメントを集めようとする謎の3人組。それぞれワン、ツー、スリーと呼び合っており、リーダーであるワンは一番小柄だが、強靭な膂力に加えトワよりも強い力を持っている。

ジョン博士

三羽烏と連絡を取っていると思わしき謎の人物。

用語集

エレメント

トワたちが集めている、謎の物体(?)。この宇宙のあらゆる場所、あらゆる時代に点在しており、通常科学では説明できない不思議な力やあり得ない物質を実現する。トワや一部のエレメントに依存する生物は、エレメントなしでは生存できない。